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さくらんぼ農家の人たちは寒い冬の間は1月ぐらいがゆっくりできるときですが、2月ごろから剪定が始まります。この作業がとても大事なもので、枝一本一本が日光にあたるように、また沢山実が付かないように無駄な枝を落とし、形を整えていきます。寒い時期の大変な作業です。
3月下旬ごろになるとつぼみがぷっくりとふくれてきます。この時期に余計なつぼみを落とす作業を芽かきといい、一本一本丁寧にすることによって大粒のあまーいさくらんぼになる、とても大事な作業です。またこの時期には霜が降りる寒い日があるのでその時は夜通し火を焚き暖をとり霜の被害を防ぎます。
次に土壌づくりに入りますが、昨年収穫した直後に弱っている木々にここで土に養分をたっぷり与えておきます。有機肥料など自然に近い栄養のある肥料を与えます。
そして雪解け後の時期にさらに養分を加えて、いきいき元気木に育てます。目には見えないここがポイントです。それぞれの農家の長年の経験から独自のやり方でいい畑作りをしています。
開花時期にはマメコバチやミツバチによる受粉や手作業による受粉をします。これがうまくいかないと実が付きません。
佐藤錦を生んだ佐藤果樹園
園主、佐藤清氏 |
6月上旬ごろに実が赤く色づきだします。ちょうど梅雨時にあたるために実割れを防ぐための目的でパイプハウスを設置して屋根の部分だけビニールを張ります。また防鳥ネットを四方に張りめぐらせ、鳥から実を守ります。近年、サルの被害が発生しており、それを防ぐために電気線を張って警戒をしています。
この時期は天候と気温に敏感になりながら、収穫できるまで気を配ります。
こうして手間暇をかけて大事に大事に育てたさくらんぼなのです。
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